先日、近所の設計事務所さんにお話を伺いに行ってきました!
元ハウスメーカーの営業として、設計事務所という存在は気になる存在です!
今回、ご相談に行ったのは夫婦で設計事務所を営まれているので、顔が見える付き合いになります。
前編・目次
1.訪問した設計事務所の良かった点
2.ハウスメーカーの営業時代に感じていた罪悪感
3.ハウスメーカーのメリットとデメリット。デメリットをカバーできる設計事務所。
4.新築かリフォームか。築90年ぐらいの建物でリフォームってどうなの。
新築もリフォームも手掛けられる設計事務所なので、祖父母の家でどういった反応になるか気になっていました。
私から持っていっていたのは、
・建築地の地図
・謄本
・公図
・現地の写真
写真や地図を見てもらった結果…
「リフォームも可能そう」
実際に現地を見てもらっていないので、建物の傷みや劣化は写真の中で確認できる範囲での回答になります。
新築メインのメーカーや工務店しか見学に行っていなかった私はリフォームが本当にできるのか半信半疑でした。
(新築のメーカーからは新築が良いと言われるしね。)
結果、写真の状態からすると
・リフォームはできる。
・古民家再生として良い物件とのこと。
新たな発見でした。
古民家カフェや老舗の和風建築の旅館で、古民家を活用したイメージはわかります。
正直、夫婦揃って和風建築の旅館が大好き。
旅先でこんな旅館の雰囲気でこんな感じは落ち着くよねって
自分たちの住まいに取り入れたいよねって
話していました。
なので、夫婦で古民家に対しては好感があります。
個人的にはアンティーク調のものも好き。
それに、新築にするにしても、立派な梁や飾り細工の障子などは生け捕りにして、新築に生かしたいと思っていました。
ただ、「じゃあ古民家再生で進めましょう」と簡単には言えないです。
二世帯住宅で母親の半身麻痺をカバーできるバリアフリー化は必須です。
また、現在のままだと駐車場が無いので、その確保。
古民家再生で私たちの住まい方に合うようにすることができるかは、もぅ少し検討が必要そうです。
5.“減築”という考え方
今回の面白かったお話は、“減築”という考えです。
これまではライフスタイルの変化に応じで改築や増築していった結果、複雑に窮屈になった建物をシンプルに減らすということ。
確かに、祖父母宅も増築を繰り返して、今の結果になっているので、これらをシンプルにするという考え方は現代らしいと感じました。
ただ、どこをどう減らすのか、どんな改築をして、どんな住まい方になるのかは、イメージが付かないです。
6.古民家再生の話を聞いて不安に感じたこと。
古民家再生が物件として可能ということはわかったけど、
私が実現したいと思っていたテイストや住まい方、外観、内装の雰囲気等ができるの…?
という疑問と、思い描いていた住まいとは全く違う方向性に進む予感に、急に不安になりました。
構造体や基礎は何らかの補修や処理が必要でしょうし、断熱は絶対上げたいです。
耐震性など、実際にこれから60年以上住めるのか…。
(住むのは私たちだしね。)
細かいこと言えばキリがないですが、旦那さんは天井高が低いのが気になっているようです。
今までは新築の頭で梁や家の一部を利用できればいいなと思っていたぐらいで、頭の中では現在の祖父母宅の原型は留めていませんでした。(笑)
7.気になるお値段
坪単価は90万円ぐらいとのこと。
今までいくつか気になっている工務店を周りましたが、大体同じぐらいか、少し安いぐらいの金額です。
私の勤めていたハウスメーカーも今は90万円~100万円なので、最近の付加価値のある住宅の相場はそのぐらいなのだと思います。
ただ、リフォームで坪90万円なので、費用を下げるためにリフォームという考えではないですよね。(笑)
古い建物の保存、保管のための費用という考え方になりそうです。(笑)
ほんと有形文化財にでもするつもり?!って突っ込みたくなります。
今回はこのぐらいで。
設計事務所さんと次回のお約束はしていません。
まだ、祖父母宅の片付けもあるので、すぐに進めることが難しいです。
もぅ少し回ってみたい住宅メーカーや工務店もあるので、いくつか見てから依頼する会社さんを絞りたいと思います。
東北旅行のときに訪れた 藤田記念庭園 。
こんな広縁、憧れます♡