めざせ★ほっこりホーム

家づくりを含めた、暮らしの備忘録。

【住まいづくり㉚】家づくり勉強会 参加するべき? 工務店側の戦略とは?

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先日行ったC工務店の見学会。

そこで家づくり勉強会へ参加するように勧められました。

C工務店の家づくり勉強会は予約していません。

ハウスメーカーでやっていた家づくり勉強会の経験から書いています。

1.ハウスメーカー工務店の「家づくり勉強会」とは?

実際に案内された勉強会は“家の構造や性能について基本的なことを知れる勉強会”とのこと。対象者は新築、建替え、リフォームの検討者。つまりオールマイティ!

どんな人でも住まいづくりをするなら役に立つということ。

もちろん無料。

C工務店セミナーを社長さんがするようです。

なるほど、良くあるパターン。

 

2.参加したほうがいいの?家づくり勉強会。回答:参加せよ。

この質問の回答は「参加したほうがいい。」です。

元勤務先のハウスメーカーでもやっていました。(笑)

元勤務先は営業部長や本部の研究所の人が話していました。

上手なんですよね、おしゃべりが。(笑)

軽いジョークを交え、お客さんをクスっとさせます。直接お客さんに声をかけたり、構造部材を触ってもらったり。

 

基本的なことを知りたいと思っている人には◎

図や模型を使って説明するので解りやすいです。

退屈なハズレの営業マンから話を聞くより、建築系のしっかり理解している人から話を聞いた方が有意義です。

 

だいたい無料です。たまーに有料なのを見かけますが、住まいづくりで有料のセミナーに参加する必要はないです。

 

3.でも、この勉強会、その建築会社の洗脳会でしょ?

言い方は悪いですが洗脳なようなものです。どこの会社も自社のことを良く見せるための勉強会です。

こんな風に言っていると思います。

「別にうちで建てなくてもいいんですよ。後悔のない家づくりをしてもらいたいんです。」

それは本心でもあるでしょうが建前です。

鉄骨の会社なら、木造より鉄骨が良い。

断熱に力を入れていれば、今の時代はこれぐらいの断熱性能をしていない会社なんてありえない。

国などの信頼できるデータの数字を見せて「ホラ! うちはいい会社です! 」

自分の会社に有利になるようなデータを継ぎ接ぎして資料を作っています。

わたしもそうやって資料を作っていました。

間違いではない、嘘でもない。けど、正解でもありません。

物事をどちらの方向から見るかで正解は変わります。

 

4-1.物事を多角的な視点でとらえて、裏付けをしよう!

当たり前ですが間違いや嘘を言っているセミナーではないです。

どの立場から伝えているかで、伝え方に差が出てきてしまいます。

なので、一つの会社に心酔してしまうことは危険です。

本当に自分にとって必要な情報を取捨選択する必要があると思います。

 

4-2.多角的な視点で見るために

・ジャンルを変えて複数のセミナーに参加してみる。

時間があるなら複数参加するのもありですが、時間がかかるが難点。

・気になったことはネットで検索。

検索力が必要なのでセミナーで聞いたことを自分で調べてみるのがいいと思います。国の出しているデータなどで平均的なことを知るのも◎

YouTubeで勉強。

わたしは断熱についてはYouTubeで勉強しています。時代によって性能が変化してしまうので大学の先生の話などは最先端でトレンドを押さえやすいです。

・本や建築系の雑誌で勉強

最新のトレンドは雑誌などを見ます。構造や素材について、基礎的なことは大きく変わらない部分なので図書館の本でも問題ないです。

 

ハウスメーカーで働いていたときは自社最高精神(笑)で教育されるので、他社はダメだ、そんな話は嘘だ、という風に思っていたときもありました。ただ、働いていく中でどうしても疑問が出るんですよね。そのたびに自分で調べて、嘘ではない、けど、デメリットはこう、メリットはこう、みたいに理解していきました。

こういうことは経験の中で培われていくものなだと思いうので、初めて家づくりをする人には難しいと思います。

けど、そうそう建てるものでもないので、しっかり勉強して納得した家づくりができるといいと思います。

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

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