D工務店との出会いは本屋さん
岡山の建築雑誌をパラパラと立ち読み。何度かD工務店を目にしてはHPをチェックします。
D工務店さんの特徴はブログ。と感じています。
定期的にブログが更新されており、現場の施工について語られています。構造や施工技術をこだわっているのが伺えます。
こういうときにブログって役立つ。その設計士の性格的なものを感じます。
もともと大工出身ということで、古民家再生もできそうです。
和風な住まいを検討していますが、本来はこんな欧風なデザインが好きです。
ディズニーランド行きたい・・・・・・♡
【D工務店の事務所】
相談の予約をしたきっかけは建築家・横内敏人氏の『NIWA HOUSE』に載っていた写真とD工務店のHPの写真がよく似ていたから。
実際、事務所はとても素敵で大きな窓から綺麗な庭が眺められます。わたしも知っている有名な造園の設計事務所に依頼していました。
【具体的な相談】古民家再生or新築or古民家再生+新築のハイブリット??
古民家再生という選択肢を検討し始めてから、わたしは古民家再生で一部を建替えみたいにできないかという考えが湧き始めました。
よくよく考えれば築90年以上の建物をいじれる機会ってそうそうない。経年変化で生まれる、柱や梁の質感は今では再現できない。古民家再生、面白そう。
けど、自分の思い描いていた内容は新築でしかできない。
そこから湧いた思いが、古民家再生と増築のように新築の部分を作ることはできないか?ということ。
【予算】
予算的に一番安く済むのは、新築。
次が古民家再生。
一番金額が掛かるのが古民家再生+新築とのこと。
古民家再生は外壁、屋根、基礎、間取りを触らない、要はリフォームレベル。水回りを新しいものにして、畳みをフローリングに変えて、最低限住めるようにするぐらいなら新築より金額は下がるとのこと。
費用は坪単価90万円~100万円以上ぐらいとのこと。(坪単価はあくまで目安です。)
良いと感じる会社はどこもそのぐらいの金額です。
作り手からすれば、古民家再生はかなりのプレッシャー。
古民家再生は施工するのがとても難しいとのこと。外壁をはがして、基礎をやり替えて、断熱を施工するのは、新築のように1から作るのではなく、今あるものを丁寧に壊して、新しくする。手間と労力が半端ない。
また、瓦など数に限りがあり、デザインなど今の市場に出回ってないモノなら絶対に壊すことができない。繊細な作業の連続というところで作り手のプレッシャーや精神的ストレスがあるとのこと。
「その建物に想い入れが無いとコスパの悪い工事」
なるほど。祖父母宅ではあるけど、住んでいたわけはない。
思い入れがあるかと言われたら微妙なラインである。
D工務店さんはわたしたちに新築の方がいいのではないかと提案されました。
ちなみに、少数精鋭で工事しているので、今契約をしても家が完成するのは2年後とのことです。早く建てたい気持ちがあるので、その辺も気がかりです。
ただ、難しい古民家のような場合は社長自らが棟梁をするようです。それはすごく安心に繋がります。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。