めざせ★ほっこりホーム

家づくりを含めた、暮らしの備忘録。

【住まいづくり㉟】土地購入者は建築地の接道・前面道路をチェック!

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住まいづくりをしている、こんな人に役立つかもと思って書いています。

・土地から購入する人

・土地はあるけど、工事費によっては土地を購入したほうが安くなる可能性ある人

・土地持ちで予想外の費用を心配している人

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ハウスメーカー営業ですが、あくまで個人の意見です。有益な情報はたくさん溢れていると思いますが、より良い住まいづくりへ役に立てていただければ幸いです。

【1】どうして道幅が重要なの?

道路幅によって建築への規制があるからです。

接道が2m以上取れなければ、建築不可です。

解体でも建築でも、4トントラックが入るかどうかで大きく値段が変わります。

もし4tトラックが入らないと「小運搬」という方法になります。「小運搬」になると費用は上がります。

道が狭くなればなるほど、2トントラック、人力一輪車と限られた方法でしか作業ができなくなります。こうなると金額は倍以上になることもあります。

解体はトラックで廃材を処理場へ何回運ぶかというところで、金額を計算しています。

なので、できるだけ大きなトラックで、運ぶ回数を減らすことが値段を下げることに繋がります。

 

【2】我が家の建築地・祖父母宅の場合

赤線=接道:2m以上あります。

青線=侵入口:2mぎりぎり。乗用車は入れますが、重機は不可。

黄線=道路幅員:4mあります。4トントラックが入れます。

《ポイント1:物件情報の道路幅員・接道状況をチェック!》

土地と接している道路(写真だと赤線)が2m以下だと、建物の建築不可です。

そういう土地を購入しないように注意しましょう。見に行くのも時間の無駄です。

不動産情報の道路幅員、接道状況に記載されています。また、建築不可の場合は備考欄に記載してあることが多いです。

ただ、記載が小さい場合やわかりづらいことが多いです。しっかりチェックしましょう!

 

《ポイント2:道路幅員が2m以下だとセットバックになります》

前面道路の幅員(写真だと黄線)が2m以下の場合は「セットバック」という方法で建築する必要があります。

祖父母宅はセットバックの必要はありませんが、もし仮にセットバックの場合は黄線が2mになるように赤線を後退しなくてはなりません。

所有権は変わりませんが、後退した部分に建築物は建てられなくなるので、実質使える土地の平米数が減ってしまいます。固定資産税はセットバック分も平米数に入ります。

小さい土地を購入するときには要チェックです。

また、後々道路と敷地の境界線がわかるようにしておく必要があります。道路なのか自分の土地かわからなくなってしまいます。

土地購入の場合は価格や坪単価がセットバックを考慮したうえで適正かどうか確認する必要があります。

 

土地購入のチェックポイントはまだまだありますが、今回は自分が解体の見積書を取った際に気になった箇所を記載してみました。

どなたかのお役に立てますと幸いです。

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

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