めざせ★ほっこりホーム

家づくりを含めた、暮らしの備忘録。

【転職・就農】農家さんを周るツアーに参加してみた。~作物を作るってどういうこと?~ 前編

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今回は就農オリエンテーションというものに参加しました。

新規就農するにあたり具体的にどの作物を作るか? どこで作るか? を決めるために現地を見て回るツアーです。参加した感想を書き記しておこうと思います。

5月末に岡山県が開催している新規就農を希望する人のための説明会へ参加してきました。

▼そのときの記事がこちら・前編

hokkori-home.hatenablog.com

▼後編

hokkori-home.hatenablog.com

【1】就農オリエンテーションとは?

新たに農業をやりたい人に向けて、岡山県が開催している取り組みです。

岡山県にはさまざまな作物が作られており、それぞれの産地があります。各産地によって作る作物の品種や栽培方法、出荷方法が違います。

各地域にエリア設定がなされており、そのエリアの農家さんや現地を周るツアーが「就農オリエンテーションです。

自分がどういった作物を作りたいのか、向いている作物は何かを検討することを目的としています。

 

ここからはわたしが勝手に思っていることですが、どうして新規就農者へこんなに手厚いことをやってくれるのか? 考えてみました。違ったらごめんなさいm(_ _;)m

 

・どうしてこんなに手厚い? わたしが思う 岡山県側のおもい

作物の生産量を増やし、県のブランドとなる作物や県の顔となる作物を増やしたい。また地域に定住する人を増やし、人口減少を止めたいという点で新規就農を検討してくれている人を応援しています。

 

・どうしてこんなに手厚い? わたしが思う 各産地の人のおもい

作物の出荷量や品質を安定させ、その作物を地域のブランド化させることで、市場での取引価格を上げたい(=収益を上げたい)と思っています。なので、作り手が減ってしまっては困るため、新規就農者を応援して、面倒をみようという体制があります。

 

 

【2】新規就農研修(農業体験研修)の条件

就農オリエンテーションはこの後に続く、新規就農研修(農業体験研修)の参加の条件になっています。

この農業体験研修は2年間の研修になっており、補助金が出るようになっています。なので、生半可な気持ちでの参加は双方にとっていいことが無いため、就農者への気持ち再確認のためにも参加が必須となっているようです。

 

【3】わたしが参加した就農オリエンテーションは?

倉敷地域の就農オリエンテーションです。

土日に開催されているオリエンテーションは少ないです。土日で旦那さんと参加でき、家からも近いということで、こちらに参加しました。ちょうど良かった(*´ω`*)

 

倉敷地域は倉敷市総社市が同じエリアと考えられています。

倉敷地域だけでも、様々な作物が栽培されていますが、結局は新規就農を受け入れている地域にしか就農できません。

 

今回、受け入れをしている作物はぶどうももなすセルリー(セロリ)メロンでした。

 

疑問① ツアーの参加者はどんな人? 夫婦? 一人? 年齢層は?

今回、参加したメンバーは12組。夫婦で参加している人もいますが、1人で参加している人が多かったです。県外からわざわざ来ている人もいて驚きました! 岡山に魅力を感じてくれているのは喜ばしいことです(*´▽`*)

希望作物を決めている人もいれば、これから検討するという人もいます。

わたしたちはこれから検討する組です。

中には、既に農家さんへお手伝いに行っている猛者もおり、本気度が伺えます。

作物はやはり岡山だからかぶどうももの人が多いです。

年齢は30代~40代が多く、20代の人もいました。年齢層若めで、自分が年上層なのが、若干凹む(´-ω-`)

 

疑問② 広大な農地ってどうやって確保しているの? 土地は購入? 貸借?

ハウスメーカー営業としてはここが気になるところ。(笑)

土地は基本的には借地みたいです。

そのエリアごとで「今度○○の土地が空くから、誰かやってくれない?」といった具合で情報が出るようです。

借地は10年契約など長期みたいです。契約形態など詳細なところまでは聞けていません。

ツアーを周った感じですが、新規就農の受け入れをやってくれているエリアであれば、農地の斡旋はある程度お手伝いしてくれるのかなという印象受けました。自分で土地を購入し、工作しなきゃ(>_<) とかではありませんでした。

説明会ではほ場(農地のこと)を確保するのが難しいと強く言われていたので、どうなのか心配していましたが、倉敷地域は周りの皆さんが協力的だと感じました。

(ま、どうなるのかはわからないけど。)

 

長くなってきたので、後編へ。

本日もお読みいただきありがとうございます。

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