めざせ★ほっこりホーム

家づくりを含めた、暮らしの備忘録。

【転職・就農】就農で補助金。もらうか、もらわないか。

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結論からいうと、補助金はもらわないです。

新規就農者がもらえる助成金というものがあるのですが、いろいろ考えてもらわないことにしました。

助成金を受けた96%が就農しているというデータがあります。

わたしは就農はしたいと思っていますが、もらわないと自力で突き進むことになるので、本当になれるかどうか不安ではありますが、生活スタイルや条件と合わないので、合わせてまでもらおうと思わなかったです。

それが吉とでるか、凶とでるか……

1.補助金補助金をあてにする気は毛頭ない。けれど……

補助金というのはタダでお金をくれるわけではないです。

条件を満たせば給付。

この条件と言うのが厄介。

岡山県の担当者と農地を巡ったときに、補助金を受け取った方がいいと強くアドバイスされて、そんなに言うなら、わたしでももらえるのかな? という気持ちになりました。

補助金を当てにして就農を目指すべきではないですが、だからといって頂ける物は頂戴しておいた方が賢明。

 

2.そんなに多くの人が補助金の対象者なのだろうか。

住まいづくりでも県や市がさまざまな補助を出していますが、受け取れる人は少ないと営業経験から感じます。

年齢や年収の条件があり、これを満たすケースが少ない。

むしろ、住まいづくりで言えばこの条件を満たしてしまう人は大手ハウスメーカーを検討するべきではない家計……もあるのではないだろうか。

なので、補助金とはその程度で、もらえたらラッキーぐらいに考えるのがよろしい。

 

3.岡山県新規就農の補助金の条件とは?

・農業体験研修、農業実務研修を受ける。

(研修費として年150万円(月12.5万円)を支援)

・受ける期間は農業体験研修1カ月間、農業実務研修2か年以内。

(その期間に農業をやめられない)

・就農する市に居住し、研修終了後に市内で就農すること。

・前年の世帯所得が600万円以下であること。

・自己資金が十分(500万円以上)であること。

・研修受け入れ農家、地域住民や関係機関と良好な関係を築けること

などなどガイドブックに記されています。

その他にも口頭で5年目の経営計画で所得200万円以上を目指す途中で就農を辞める場合は研修費の返還が求められます。

県や市の担当者が間に入り、定期報告書を提出が必要。

ただ、必ず就農しなければならないので、農地の確保などは市の担当者も一緒に探してくれる感じでした。農地が無ければ就農できないので、必死に斡旋先を探すといった印象を受けました。

 

【メリット】

・現金がもらえる。生活費に使っても、設備費につかってもOK。

・農地の斡旋をしてもらいやすい。

・96%以上が就農できる

 

【デメリット】

・居住地の制約を受ける。研修期間だけではなく、その後も農地のある市に住み続けることが前提。

・途中で辞められない。(辞める場合は研修費返還)

・最初に決めた作物を一定期間はメインで作り続けなくてはならない。勝手に作物を変更できない。

・県や市が求める農家にならなければならない。報告書など見張られている。

 

個人的には所得200万円以上を達成するのも心配でした。ただ、これは努力義務で達成できなかったとしても、相談すれば研修費の返還までには至らないようです。

また、出産などの場合は子供1人につき1年はお休みすることもできます。

詳しい仕組みや条件は「 新規就農者育成総合対策 」と検索。農林水産省資料が出てきます。

また、条件は市でも違います。ルールは各市で決められるようです。

 

4.補助金はもらえない、もらわない。

わたしの場合、一番ネックだったのが居住地の制限。

どうしても補助金がもらいたければ、その居住地に引っ越せばいい。

今だったら賃貸なので、それもできます。

ですが、現在計画中の住まいづくりは長年の願い。

建築地は祖父母宅で進めているのに、それを変更する気にはなれません。

就農しようと思っている地域は隣の市。車で20分から30分ぐらい。

祖父母宅の環境は田舎ですが、いい場所でもあります。

なので、もらわない選択へ。

 

5.一度は補助金を貰おうと思った。

実は市の担当者に居住地の相談したところ、最初は隣の市から通いで就農でも構わないと言われました。

就農者がいないからありがたいと言われ「相談すれば臨機応変に動いてくれるのか」とその時は思いました。

一度、家族と相談する旨を伝え、次の日、正式に補助金の申し込みをしたいと伝えたときに、担当者がばつが悪そうに上に相談したら、やはり居住地の制限は変えられないと言われました。

まあ役所ではよくありそうなこと。そんなことだろうと思いました。

 

お金を貰えば、県や市の意向はある程度考慮する必要があります。

途中で作物を変更したり、向いてなかったからやめたり、簡単にはできません。

そういうつもりはなくても、それらの縛りは会社員を彷彿させます。

そういった意味でも補助金を貰わない方が心配事も減ります

2年で補助金を300万円いただければ、ハウスの設備費などに充当できると思ったので、ちょっぴり残念。

 

わたしが栽培しようと思っている、作物について言っていませんでした。

しかも、どうして就農なんて方向になったのかも、書いていません。

どんどん長くなってしまうので、次の機会に少しずつ書いていければと思います。

 

そして、いつも長いブログをお読みいただきありがとうございます。

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