めざせ★ほっこりホーム

家づくりを含めた、暮らしの備忘録。

【住まいづくり㊽】捨てる許可は取れない。死人に口なし。お片付け編

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住まいづくりのため、ゴミ屋敷化した空き家(祖父母宅)の片付けを記録していっています。

もったいない族の父とモノを手放してスッキリに暮らすことに憧れる娘の奮闘記。

 

だったのですが、以前の記事にも書いているのですが、片付けるペースが落ちており、理由は父との価値観の違いから、今あるモノをほとんどを残す方向になり、捨てるモノが無くなってしまったから。

 

【1】それは本当に思いやり? 勝手な解釈。

片づけを始めた当初は誰が今の状態を想像していたでしょう!

もっとモノを捨てるだろう とわたしも旦那さんも思っていました。

また、最初は捨てることに抵抗があったとしても、使わないモノ、自分に必要のないモノを手放すことを繰り返せば、本当に自分の必要なモノに気づき、自ずと捨てる方向になる と期待していました。

だがしかし、父はそうじゃなかった!

使わないモノ→いつか使うかもしれないから保管。そして、ゴミではない。

思い出のモノ→思い出があるから捨てられない(けど、本人は片付けない。その辺にポイっと置いているだけ。)

父以外のモノ(わたしの母や祖父母、叔母のモノ)→勝手に捨てることはできない。

わたしの母は捨てていいと言っています。

が、父は母が本当は捨てたくないと思っているけど、片づけをしているから仕方なく捨てようとしていると解釈。残してあげようとします。

これには困ったものです。

思いやりの心からくるものですが、勝手な解釈とも言えます。

また、祖父の書いた絵が何枚もあるのですが、捨てられないようです。

死人に口なし。どうやって捨てる許可を取るつもりでしょうか。

 

【2】忘れちゃいけない! 片づけの目的。

先日、農業用倉庫に汚れ防止の敷物を投入しました。

片付けを整理を業者に任せると、高くつきます。

住まいづくりにおける解体費用を少しでも安くするために、自分たちで片づけを始めました。

なので、極力お金を使わずに片づけを進め、解体費用を安くすることが目的

ここでお金を使ってしまっては本末転倒。

とはいっても、毎週末の実家への往復、粗大ゴミと資源ごみの運搬、ガソリン代が掛かっています。

粗大ゴミは持ち込みだと岡山市は無料です。

最近では大型の粗大ゴミを捨てるために2トントラックをレンタルしているので、その費用も。

 

そして、今回、農業用倉庫へ家具などを運び入れるにあたり、床に直接家具を置くと床が傷むため、ゴザのような敷物を購入しました。

床へ直置きだと湿気で傷む可能性があります。

また、片付け中に見た、侵入した動物の糞尿、これが傷みを激しくするので、何か敷いた方がいいと思いました。

▼動物の糞用の被害。これはまだ、軽い程度。

 

【3】そもそもモノが少なければ管理は不要。

定期的に掃除で動物が住み着くまで悲惨なことにはならないと思います。

そんな思いとは裏腹に農業用倉庫は、おそらくモノでパンパンになると思います。

そうなると、

片づけは困難を極める→今から対策した方がいい

ということで、購入に踏み切りました。

い草のゴザで一番安いものを購入。

もっと安いカーペットもあったのですが、カーペットは実際に敷いていたのですが虫食いが酷く、埃やダニの温床になってしまう。

というわけで、通気性の良い畳タイプにしました。

思ったより高く、旦那さんはやや反対気味。父も不要なのでは? 

けど、たぶん掃除するのはわたし。そいうことで2万円ほど使いました。

 

【4】全部、やってあげることが正解なのか?

例えば、住まいづくりと関係なく、父が祖父母宅の遺品整理の片付けを手伝ってほしいと言われれば手伝うと思います。

ですが、曾祖母が死んだときも、祖父が死んだときも、祖母が死んだときも、それらのモノ達を全部飲み込んでしまえるぐらいの懐深い住まいだったから……

当然、父も自分の両親が遺品整理と無縁の生活をしていれば、遺品整理をしなければ! などとは思わないわけです。

土地を使いたいなら、使ってもいいけど、片付けはこちら任せになるわけです。

旦那さんは遠慮もあり、父に確認してから捨てた方がいいということで確認していたわけですが、その残す量があまりにも多く、結局、それらを保管する農業用倉庫まで片づけることになり……これからは残すモノを移動させる作業になるわけです。

もぅ、引っ越し業者を使うレベル。

そのお金はどこから出るのでしょうか……。

まだ、確認していないのでわからないですが、引っ越し業者のお金はわたし達夫婦負担だと思います。

家を建てたいと言っているのが、わたしなのでそう言われたら、確かにそうなのです。

普通に考えれば、片づけをして、引っ越し業者の手配からお金まで出すと言えば、そりゃあ、とりあえず全部残しておいてということになります。

そのあたりが難しいです。

こちらが捨ててしまって問題ないと思っているものに対して、父の“残したい”という理由でお金を掛ける……

それらはおそらく父が死ぬまで農業用倉庫で眠るのです。

まるで、わがままを言う子供の言いなりになって、ホイホイとお金を渡している親みたいです。

ま、まだ父に引っ越し費用に関して、何も話していないので、どう思っているかは不明。

引っ越し業者を使うレベルだと言って、実際にお金が掛かるとなれば、大がかりにはしないでおこうと思っているのかもしれません。

父も子供の世話になろうと思っているわけではないと思います。

お恥ずかしいですが、おそらく父には、引越しやらなんやらのお金が無いのだと思います。

無い袖振れない状態だと思います。

だから、やるなら勝手にやって頂戴。

捨てますか? 残しますか? と聞かれたから

残しておいてと答えただけ。

そういうことなのでしょうか。

 

【5】気持ちよく手放すためには? 検索力とアンティークショップの買取

そんな中、わたしができることと言えば、父に少しでも気持ちよく手放そうという気持ちになってもらうこと。

今週末、アンティークショップに見積り査定で来てもらうことにしました。

今まで『遺品整理、買取』などで検索していたので、買取は難しそうだと諦めていました。

それが『アンティーク、買取』で検索すると、また違った見方をする業者が出てきます。

どうして、それに気づかなかったのだろう!!(笑)

お金になるものがあるかどうかは不明ですが、もし良い金額が付けば手放したいと思うかもしれません。

そこは、資産を築く人だったら、資産価値の高いものは手放さずに持っておこうとなるのかもしれません。

無い袖振れないような貧乏家族なら、思い出や気持ちとはいえ、やっぱりお金の方がいいと思うのです。

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

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