【住まいづくり58】古民家の間取りは田の字が多いと思う。I設計事務所への相談。<前編>
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以前、E設計事務所さんの古民家をリノベーションした物件を見学して、自分たちの思うリノベーションとは違うと感じました。
なので、別の設計事務所、Iさんに相談して、実例を見学させてもらうことになりました。
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【1】I設計事務所
・Iさんは大きな建物を扱う設計事務所と木造の建物を扱う設計事務所を経験して独立している。
さまざまな視点を持っているように感じました。
・大学では地学を勉強。耐震への知識がある。
古民家は現行の耐震基準とは別の視点で考えなくてはいけないため、地震に強い建物についても頼りになりそうです。
・どちらかと言うと環境デザインの方に強い。
別に意匠的な部分がないというのとではない。
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【2】E設計事務所とI設計事務所の違い
・どちらも設計事務所で木造住宅、新築、リフォーム、古民家再生などを扱えます。公共施設なども手がけています。
・どちらも予算はお客さんに合わせて対応する。
・I設計事務所はプランまでは無料(敷地調査を含む)
・E設計事務所はプラン+敷地調査から10万円の費用がかかる。
プラン提案が無料か有料かは検討する側からすれば、とても大きいと思います。
そして、個人的にはプランまでは無料であってほしいと思います。
ただ、プランは敷地調査をしないと提案できない。その敷地調査は実費がかかる。
小さな設計事務所には負担が大きいのは理解できますが、客目線で言うと、そこまでは無料で提案してほしいです。
そのあたりはIさんの方が良心的だと思いました。
ちなみに、Iさんは測量を自分ですると言っていましたが、どうやってするのだろう…。
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【4】Iさんの手がけた実例。古民家リノベーションは理想的な内容だった。
祖父母宅と似ていると言ったら変ですが、同じような田舎の古民家でイメージが付きやすかったです。
父も一緒に行きました。
前回の古民家再生の実例が不評だったので、来ないかと思いましたが、完全に住まいづくりを楽しんでいるようです。
今回見学したIさんの物件はわたし達夫婦が思っている施工の内容、意匠性、設備の性能を兼ね備えた内容になっており、理想に近かったです。
後半でその内容について紹介します!
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【5】古民家の間取りはだいたい田の字。
注文住宅は世界に一つだけのオリジナル。
そう言う風に言えば、間違いなくそうなのですが、間取りというのは所詮組み合わせです。
似たような条件になれば、同じような間取りになります。
古民家も同じようなもので、3物件見ましたが、どれも大体同じ間取りです。
▼多くの古民家が田の字型という形です。
今回、見学した物件も以前見た物件も、原形はこの形にアレンジを加えたり、リノベーションしている。
ただ住まい手や周辺環境によって見え方や使い方が変わるのが面白いところ。
町屋造りや農家住宅など、古民家といってもいくつかパターンがあるのですが、田舎の古民家はだいたい農家住宅のつくりです。
長くなってきたので、この辺で。次回、見学した感想を書こうと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
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