▼前編はこちら。
今まで3物件、古民家再生物件を見学しましたが、今回の物件が一番わたし達夫婦のイメージする古民家再生に近かったです。
【1】古民家好きのお施主さんの実例を見学。
今回見た物件は土地から中古物件として古民家を購入したということで、古民家好きな人でしょうね。
南側の日当たりの良い二間続きのお座敷を残していました。
北側の座敷や納屋部分をリビング、水回り、寝室にリノベーションされていました。
北側の座敷をLDKにすると寒いし、暗いのですが、屋根をガラスにするという見たことのない技を使っていました。なので、明るい。
一部分をトップライトにするのはわかるのですが、LDKにかかる下屋部分全体的にガラス張りにするとは!!
さすが、設計事務所といった感じです。
美術館や公共施設とかでありそうな感じです。
屋根の断熱はどうなってるの?
ちゃんと断熱は入っていました。天井を見上げるとガラス張りの下に光を通すグラスウールのような断熱が入っています。
なので、空が見えるわけではないです。
断熱材を入れないと暑くなりすぎるとのこと。
まぁ、本当に効果があるのかどうかは不明ですが。
【2】窓の断熱はどう?
住まいの断熱を大きく変えるのは窓です。寒がりなわたしは気になるところ。
前回見たE設計事務所の物件は木製枠のサッシにこだわったいました。
なので、値段が高くなるため単板ガラス(1枚ガラス)。
これが個人的にはあり得ないと感じていました。
Iさんはというと、今回の物件はペアガラスで空気層が16mm。アルゴンガスは入っていません。サッシ枠はアルミでした。
樹脂にも、木製にもできるとのことです。
これを見て、いろいろ要望に合わせて提案してくれるのだと少し安心しました。デザインにこだわりがある人はやはり木製枠を押してきます。
個人的には断熱の方が重要です。
【3】ザ・古民家! あらわし梁!
古民家と言えば、あらわし梁!
好みがあると思いますが、せっかくならなりたいなぁと憧れます。
今回、見学した物件は寝室を吹き抜け、あらわし梁にしていました。
今回の物件はかなりイメージしていた施工内容と近く、参考になりました。
LDKが現代的で普通のハウスメーカーにはできない雰囲気。水回りはフルリノベーション。
あらわし梁を使った古民家ならでは造り。
ただ、ちょっと気になったのがIさん自身が相当なこだわりがある(笑)
わたしもこだわりがあるので、折り合いがつくか心配ですが、敷地調査(無料)をお願いしました。
プラン提案が楽しみです。
本日もお読みいただきありがとうございます。