住まいづくりで間取りを作成するときに設計士や営業から「どんな家が作りたいですか?」と聞かれると思います。
住まい手の数だけ正解があるので、どんなことを伝えてもいいのです。
だけど、人間のコミュニケーション。意思疎通が上手にいった方が双方にとっていいはずです。
設計士に要望を伝えるコツをまとめてみようと思います。
スポンサーリンク
1.まずは基本情報を伝える。
住まいづくり夢が膨らむとイメージばかりが先行して、こんな感じ、あんな感じと伝えたくなるのですが、まずはこんなことを伝えてみましょう。
・家族構成
・駐車場の数
・仕事
・趣味
どんな人がその家に住むのか伝える必要があります。
年齢だったり障害だったり趣味だったり。
我が家の場合、母親が左半身麻痺で不自由です。そのあたりのことや軽トラなど普通の人が持っていないような車を置きたいというニーズもあります。
まずはそういったことを伝えます。
2.住まい方を伝える。
これが一番重要です。
我が家の例で挙げてみます。
・外を眺めながらイージーチェアに腰かけて、朝は夫婦でコーヒーを飲みたい。
・カーテンを開けたままの状態で生活が良い。障子やブラインドを使いたい。
・キッチンは大人が同時に3名立つ。キッチンに集まる性格なので、家族でわいわいできるキッチンが良い。
具体的にどんな暮らしをしたいかをイメージしながら考えると楽しいですよ!
3.家具や家電の大きさを数字で伝える。だけど部屋の広さを○畳欲しいとは言わないように!
今、使っている家具や家電や新居のために新調しよう考えているものの寸法を測っておくと図面を検討するときに役立ちます。
そしてやりがちですが、リビングは○畳欲しい、家の大きさは○坪欲しいなどと伝えるのはナンセンスです。
結局、広さや大きさは住まい方によって違います。住まい方を伝えて必要な広さを提案してもらうのが良いと思います。
そこで検討しながら広くする、狭くするは決めていけばいいのです。
初めて住まいづくりをする人が広さや畳数の感覚ないのが当たり前。なので、信じられる設計士と作る必要があります。
ハウスメーカーは値段を下げるために狭く、小さく提案することが多いです。
値段が上がらないように必要以上に大きくする必要はありませんが、収納などは本当に必要な物が入らないということになっては本末転倒です。
そこは信頼している営業や設計士でも自分で再度確認が大切です。
4.今の家で困っていること、改善したい点を伝える。
こちらから考える方がイメージしやすい人もいると思います。
こちらも我が家の例を挙げてみます。
・鍋、フライパンの置き場所に困っている。鍋の数は大小合わせて8つある。
・母親は洗面所で訪問美容師さんに散髪してもらうのだが洗面所と洗面器(洗面ボウル)を広く大きくしたい。
・海外旅行用のスーツケースを仕舞う場所が無いので欲しい。
また、困っていることだけではなく今の家の気に入っている点も伝えると設計する側からするとわかりやすいと思います。
これから住まいづくりをする人の参考になればなぁと思います。
最初からこんなに細かいこと考える必要ある? と感じる人もいると思いますが、ハウスメーカーなどで間取りを作るときはかなり細かく聞かれます。
あらかじめ考えておくと自分の気持ちの整理になりますよ。
本日もお読みいただきありがとうございました。
スポンサーリンク