ネイリスト技能検定を取ってみた感想。
スポンサーリンク
20代前半にネイリスト技能検定の資格をとりました!
大学に行くか、美容の専門学校に行くかで悩み、将来の幅が広がるのは大学だろうと思い、本当は興味があった服飾や美容の専門学校は選びませんでした。
“本当に好きなら社会人になっても勉強しようとするはず”
と思っていました。
結局、ハウスメーカーに就職したので、全く違う業界です。(笑)
けれど、勉強できる機会があれば学びたいと思っていました。
当時、通っていた個人のネイルサロンがネイルを教えることもできるということで、“習い事”感覚で始めまたのがきっかけでした。
そう、当時は 習い事 だと思っていました。
資格取得までは考えていなく、自分で出来たらネイル代の節約に繋がるな! という単純な動機でした。
けれど、先生がすごく資格取得を進めてくるんです(;’∀’)
結局、何となくの流れで取ってみようと勉強を始めたのが運の尽き!
そんなにラクなものではなかったです(*_*;
一番、しんどかったのはモデル探し。
モデルとは実際にネイルを付けさせてもらう人のことです。
ネイルの作業を一通りするには3時間~4時間はかかります。
モデルさんはその時間が拘束されることになり、移動時間を考えると半日は潰れます。
それを友人に頼むのが本当に大変で……
精神的にもしんどかったです(*_*;
ネイルをタダでつけてもらえるなら、良いじゃない? と思われがちですが、資格用のデザインは決まっており、社会人ならほぼ使えないです。
(私のときは真っ赤なネイルにこいのぼりのデザインがお題でした。(笑))
友人も仕事をしているので、せっかくの休みの日の半日がつぶれてしまうわけですから、1回ぐらいなら協力してくれても、何度も頼まれると嫌な顔になってきます。
美容専門学校なら同じ学校の仲間内で理解してもらいやすいのだと思います。
特に試験当日のモデルさんは手の特徴を把握するために、何度も練習をさせてもらわなくてはいけません。
家族が協力的ならお母さんや姉妹にお願いすることができます。
私の場合、母親は半身麻痺で身体が動かないので難しい。
妹は県外に住んで難しい。
そんなこんなで2級まで取得をして、断念してしまいました。
2級はサロンレベルに相当するので、ネイルサロンへの転職はしやすくなります。
ただ、今はジェルネイルがほとんどなので、ジェルネイルの資格が無いと難しいとも言われています。
ネイルサロンへの転職を検討しなかったわけではないです。
それこそ資格を勉強しているときに、もし自分がネイルサロンに転職・独立したらということを考えます。
当時、岡山暮らしで、毎月のネイル台は4500~6000円ぐらい。
たまに7000円ぐらいかけることもありますが、できるだけ安くという考えでした。
(東京だと単価が違ってきます。)
それを思うと、
ネイルサロンで稼ぐのって無理なんじゃない?
って思いがふつふつと……
1日施術できる人数は決まっています。
毎日、満員御礼で予約が入るわけではないですから、1人でネイルサロンを営んでも、稼げるのは普通のOLぐらいか、それ以下の可能性も十分にあるわけです。
(東京だと、もう少し状況は変わると思います。)
大手ハウスメーカーの営業の給料や待遇を思うと、ネイルサロンで働いている方には申し訳ないですが “やってられない” という気持ちになってしまいました。
けれど、ネイルは好きで本当にずっとつけていました。
決まったところに通ったり、別のところに行ったり、クーポンで安いところを見つけて行ったり、と様々なサロンに赴きました。
ネイルが上手な人や長く続けている人の特徴はケアが好きということ。
デザインを考えるのが好きというよりは、爪のケアをして、美しく健康に保つのが好きという人が多かったように思います。
また、長く続いていると感じました。
私は自分で気に入ったデザインを付けることに楽しさを感じていたタイプでした。
今の私はというと、結局ネイルは自分でつけるよりプロの人に付けてもらうのが一番! です。
ネイルが自由に付けられる環境で生活するのが、自分の幸せなのだと思います。
もちろん独立して自分のペースで働いているネイリストを見ると、すごいと思います。
尊敬します!
正直、うらやましいとも思います。
習い事としてネイルを始めて、ジェルネイルのオフ(ネイルを取ること)の仕方は学びました。
サロンのオフ代は500~1000円ぐらいの価格です。
新規様は無料だったり、1カ月以内の取替の予約なら無料だったりというところが多いですが、一応金額設定がどこのサロンにもあります。
自分でオフできると、オフ代がかからなくて済みます。
ネイルをお休みしたいときにも便利です。
学んだ中ではそれが一番、役に立っているかも!(笑)
次回は宅地建物取引士とインテリアコーディネーターについて書こうと思います。