老犬レン君は歯周病。②
スポンサーリンク
▼老犬レン君は歯周病①
目次
前編
1.レン君の歯周病になったのは14歳ごろ。
3.歯周病の治療法と治療費
後編
4.歯周病と診断されました。
歯周病の治療で歯石を取るという方法は全身麻酔が必要なため、老犬レン君の身体の負担が大きいため、現実的でないということになりました。
抗生物質は注射タイプのもので、月1回打っています。
お値段は約3500円ほどです。
抗生物質を打ち始めてすぐのころは、確かに少し鼻水(青っぱな)が減ったと感じました。
5.抗生物質の注射、一瞬は回復するものの再び悪化。
それもつかの間。
鼻水の量も以前と変わらなくなり、鼻水に血が混じるようになりました。
先生曰く、歯周病による出血と、膿は奥歯の歯茎の上、頬当たりに溜まり、鼻を通って鼻水として出ているみたいです。
レン君も気持ち悪いのだと思います。
顔周りは鼻水でパリパリになってしまします。
くしゃみや顔をブルブルと振って、鼻水を出そうとします。
可哀そうだけど、どうすることもできません。
あと大変なのがお掃除! 床や壁に鼻水が飛び散るのでお掃除も大変。
膿の匂いもあります。
そんなある日、目ヤニによる汚れなのか、血の混じった鼻水なのかわからないものが目の下の頬当たりについているのです。
▼すぐに病院に行きました。
取り除いて上げたいけど、嫌がります。
痛いのかなぁ? 痛そうです。
あんまりムリにはできないです。
それが、歯周病の膿が頬に溜まりまくった結果、頬の皮膚がズル剥けてしまった状態だとわかるまで、そんなに時間はかかりませんでした。
膿が溜まって、頬の皮膚が破けるということはネットで調べて知っていました。
まさか、そこまで酷いとは……
どうすることもできないので、ひとまず病院で塗り薬を塗ってもらいます。
ただ、ただ、見守るしかできません。
いよいよ、鼻水への血の混じり方が尋常じゃなくなってきます。
心なしか、ご飯への食いつきも悪い気がします。
あまりにひどいので、定期検診ではない日に予約を入れて診てもらうことに。
いつもは診察室で先生と看護士さんが診察するそばで、私も一緒についています。
注射を打ったり、耳のお掃除をしてもらったりします。
ですが、その日は初めて待合室で待つように言われて、レン君だけ診察室に残ったのです! こんなこと初めて!
で、いつも5分もかからない診察(本当にちゃんと診てくれているのか、心配になる速さです。(笑))が、20分ほどかかっています。
看護士さんに抱っこされて、戻ってきたレン君。
6.なんと、抜歯されていました!!!
わたしも旦那さんも Σ(゚Д゚)
一番ひどい場所がぐらぐらしており「ちょっと触っただけで抜けたので、抜きました~」と看護士さん。
一番ひどい場所が抜けたことで、多少は良くなると思いますとのこと。
驚きましたがこれで症状が改善されると思い、ホッとしました。
(実はその当時、あまりにひどい状況だったので、セカンドオピニオンで別の病院に診てもらおうか検討していたぐらいでした。行かなくて良かった。)
それから、頬の傷は綺麗に治り、食欲も戻って、以前に比べると体調の良いレン君になりました。
ですが、歯周病はその一か所ではないので、今も鼻水が出ています。
毎月、抗生物質の注射は続けています。
他の歯があるので、これからも歯周病との生活は続きます。
=============
最後までお読みいただきありがとうございました。
レン君は2022年2月13日に天国に行きました。
この文章を書いていたのは2022年2月2日です。
書き溜めていた文章をアップできずに、今となりました。
歯周病で辛い思いをするワンちゃんを減らしたいのでアップさせていただきました。
わたしもレン君に辛い思いをさせてしまい反省していますが、ワンちゃんの歯のケアは飼い主さんしかできません。
1匹でも歯周病で辛い思いをするワンちゃんを減らすきっかけになれば幸いです。