さて、週末にC工務店さんの見学会に行ってきました。
古民家を改装した物件の実例です。
少し前にC工務店さんにはストップを申し入れたと書きました。
▼そのときの記事
スポンサーリンク
【1】C工務店!再び検討圏内へ
C工務店を見ようと思ったのは、本命だったE工務店さんの実例があまりにもイメージとかけ離れていたからです。
C工務店に再びチャンスが来たわけです。
ストップをかけたのですが、今回の見学会の内容が古民家の再生だったので、父も含めて見学に行ってきました。
前回の記事を読むとC工務店に頼むことはないと書いているにも関わらず、見学に行くというね。
本当に契約しないのであれば迷惑な客です。
ですが、気持ちなんてどこで変わるかわからないので、自分が営業マンだったら、喜んで案内すると思います。
スポンサーリンク
【2】見学した物件はどんな物件?
今回の物件はわたしがイメージしていた工事内容と近かったです。
田んぼの中にある広い敷地に立派な農家住宅(母屋)があります。そして、蔵や倉庫など全部で3棟あり、その1つが今回の現場。
古民家再生の現場は母屋ではなく、サブの家として使われていた建物です。
40坪前後の大きさで、サブと言えど大きいです。
ちなみに築40年ということで、まだ古民家とは言えない築年数とも捉えられますが、家のデザインは母屋と調和した和風なデザインでした。
風呂は母屋にあり、施工していません。キッチンはミニキッチンを入れていました。
普段の食事は母屋で取り、ミニキッチンはサブ的な使い方をするようです。
母屋のキッチンもC工務店さんが数年前にC施工しておりを見せてもらいました。
広めなキッチンハウスのもので素敵でした。
スポンサーリンク
【3】印象に残ったポイント
《ポイント①》外壁の施工。
外壁は焼杉板と漆喰、玄関周りは鎧張り羽目板でした。
▼イメージ画像です。
基礎はやり替えはしていないようでしたが、モルタルの上からデザイン性の高い塗装をしており、コンクリートむき出しでないのが良かったです。
スポンサーリンク
《ポイント②》断熱。アルミ樹脂サッシ、床断熱。
わたしは断熱性能を重視しています。寒いのが苦手なので。
E設計事務所さんが採用していた、木製枠の単板硝子の窓がどうしても拒絶反応が……。
ですが、今回はアルミ樹脂サッシでした。
空気層は16㎜のもので、まあ単板硝子よりはマシだと思いました。
元職場のハウスメーカーではアルミ樹脂ペアガラス空気層16㎜のアルゴンガス入りが標準で、最近は営業マンに真空ガラスの採用が求められています。大変だ。
(上記のサッシは温暖地域の標準です。)
《ポイント③》ハウスメーカーより融通が利くは工務店。
そして建物は2階建てなのですが、2階を使わないということで屋根に断熱材を使用していませんでした。
2階はかなり暑かったです。
ハウスメーカー的に言えば、断熱の施工せずに引き渡すのは論外だと思います。
施主が必要ないと判断しても、ハウスメーカーだと施工代を支払う以外の選択肢が無いです。
そういった点で工務店の融通が利く点は良いと思います。
今回の1階で生活ですのであれば、2階のスペースが多少断熱空間として役割を果たすので、断熱をしないという選択は納得できました。
そもそも、将来的には母屋で暮らすかもしれないという事情があれば、なおさら余計なお金はかけたくないという気持ちもわかります。
C工務店さんに断熱材の施工する場合の優先順位を聞きました。
すると、床→屋根→壁ということでした。
屋根は吹き抜けにしないのであれば、窓を優先させてもいいと個人的には思いますが、古民家再生ではよく梁や柱を見せるデザインが好まれるので、屋根から施工したほうが効果的なのでしょう。
スポンサーリンク
【4】C工務店さんで住まいづくりを進めたい?
わたし個人の意見で言えば、ナイかなぁ。
やっぱり設計力が無い気がします。
デザインがチグハグのように見えます。
優秀な設計士やコーディネーターがいないのだと思います。
今回見た物件は素人が見たら、かなり素敵に見えるのではないかと思います。
お施主様がセンスのある人だと思います。
コーディネートはお施主さんのセンスや努力でかなり雰囲気が変わります。
けれど、所詮素人。営業マンだって本当の意味では意匠のことは素人です。
なので、オシャレな空間やセンスのある空間はもともとデザイン力のある人、好みの合う人と一緒に住まいづくりをすることが大切だと思います。
本日もお読みいただきありがとうございます。
スポンサーリンク