めざせ★ほっこりホーム

家づくりを含めた、暮らしの備忘録。

【住まいづくり㊸】C工務店に現地調査をしてもらう。その結果、ストップを申し入れる。

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結論からいうと、C工務店さんにプランの依頼をすることはないと思います。

東京都立美術館 2021年 イサムノグチ 発見の道より

我が家にイサムノグチの照明は取入れられるのか?! 

(旦那さんは高いもの反対派)

1.C工務店の現地調査とは?

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今回も測量などをするわけではなく、見て、触って、古民家再生として見てもらいました。

前回から応対してくれている工務店の社長さん。

古民家鑑定士の資格保有者です。

今回は下見なので無料。測量図やプランの提案はありません。

次の段階が測量、図面作成、プラン提案になるため、仮契約をして欲しいとのことです。

 

2.C工務店の仮契約とは?

ハウスメーカー工務店が大きく違うなと感じる点に測量が無料か有料かということがあります。

小さい会社になればなるほど、測量・プラン作成は有料です。

これまでいくつかの工務店さんを見学に行きましたが、わたしが見学した工務店は全て有料でした。

C工務店さんは現地調査、プラン作成、銀行融資のお手伝いなどを含めて「仮契約」と読んでいます。

金額は10万円

投入した金額は実際に建物建築の契約に至らなくても、返金されません。

建物を建てる契約に至った場合、その10万円は工事費として、充当される仕組みです。

E設計事務所も内容はほぼ同じです。

現地調査にまで至らなかった他の工務店さんも似た感じでした。

工務店業界ではそれがスタンダードなのかもしれないです。

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3.仮契約という言葉、勘違いしませんか??

仮契約」と聞いてドキッとしました。

わたしが働いていたハウスメーカーでは仮契約という仕組みはありません。

ややこしく、トラブルの原因になるからです。契約するまでは全て無料です。

他社ハウスメーカーと仮契約を結んだ状態で展示場を見学に来る人がいますが、そういう人は大概、仮契約の内容を正しく理解していない。

営業時代にお話を聞いたお客様でも、1人や2人ではないです。かなりの数がいます。

お客様は仮と付いているので、「いつでもキャンセルできる契約」と認識している人がとても多いです。事前に払った費用も返ってくると勘違いしています。

実際には仮契約書には費用は返ってこない旨が書いてあると思います。

けれど、営業マンはそのあたりをきちんと説明していません。

勘違いで仮契約したお客様は費用が戻らないのなら諦めると考える場合が多いので、営業マン的には早く仮契約を結んでおきたいという心理になります。

わたしの担当ではないですが、別の担当者のお客様は裁判直前までいって仮契約を解約するという事態がありました。

仮契約とはトラブルの種だという印象があります。

ハウスメーカーでは裁判沙汰になる事案は結構あります。理由はさまざまですが。

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4.工務店業界は仮契約がスタンダード? 一般的には特殊かも?

「現地調査の費用として○○円かかる。」

「プラン作成のまでの費用を仮契約として○○円かかり、そのお金は返ってこない。」

調査費やプラン作成費という名目なら、建物を建てなかったのだから、費用を返せ! という考えにはなりにくいですよね。

もっとも、工務店業界が費用を取ることがスタンダードなら、堂々と費用を取れる気もしますが。

とはいっても、トイレのリフォームや造園など世の中の見積り作成はほとんどが無料で検討できます。住宅規模になると特殊な技術や作業時間が長く、人件費もかさむので仕方ないのですが、工務店業界が特殊とも考えられます。

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5.C工務店はどうして次のステップに進めなかったの?

C工務店の次のステップは仮契約(10万円)です。

本当はプランの作成をしてもらいたいという気持ちがありますが、10万円を払うとなると話は別です

いくつか見た工務店さんで、E設計事務所とC工務店、どちらもプランがみたいと思いました。ですが、どちらか一つ選べとなればE設計事務所さんの方が好みです。

C工務店さんが悪いというよりは、先にE設計事務所のプランを見たいなと思ったからです。

 

E設計事務所さんは周りの景色や窓から取入れる風景、建物にあった改築などを現地調査中にいくども口にされていました。

そして、費用面を気にしてくれる、今の建物の魅力を活かしながら、少し手を加えてやるといった考え方。

どちらかと言えば「そのまんまでも充分素敵だ」ということを伝えてくれるので、わたしのあれもしたい、これもしたいという欲望も「まあ、今が一番素敵ならわざわざ手を入れて、ごてごてとした装飾する必要はないな。」と思わせてくれるのではないかと期待したり、しなかったり(笑)

予算増幅低減のため(笑)

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6.足し算より引き算。

シンプルなデザインは飽きがこないです。

どうしても住まいづくりをしているときは、あれもこれもと足し算したくなりますが、引き算が正解。たぶん。

設計士に任せよう! 設計士がこういうのだから信じよう! と思わせてくれる人と作る方がオシャレで使い勝手の良いデザインになります。

そのあたりが、C工務店さんはお客様の意見重視。それはとても重要なことなのですが、悪く言えば責任逃れ。

「客の言う通り作ったのだから、問題なし」となってしまいがちです。

逆もしかり、設計事務所生活様式は人によって違うので、伝えるところはしっかり伝えなければ、デザインばかりで暮らしにくい住宅になってしまいます。

 

そんなこんなで、C工務店さんにストップを申し入れたのでした。

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

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