あらかじめお伝えしておきますが、長文ですm(_ _)m
転職活動といっても一般的な転職活動とは、だいぶ形相が違う。興味のない人はすっ飛ばしていいと思う。
というわけで、本日もお読みいただきありがとうございます。
- 【1】農家に転職!? ちょっと待って!
- 【2】\集合/
- 【3】ぶどう、もも、なす、セルリー(セロリ)、メロンを巡る。
- 【4-1-1】ぶどう 岡山の特産品 ぶどう の産地を巡る。
- 【ポイント②】農家を始めるための費用。
- 【4-1-2】ぶどう 農業としてのぶどうとは?
- 【ひと休み①】わたしの幼少期・おばぁちゃんのぶどう畑で遊んだ記憶。
- 【4-1-3】ぶどう どこのグループにもいる「ドン」
- 【ひと休み②】ランチタイム♪
- 【4-2-1】もも もも農家へ
- 【4-2-2】もも ももorぶどう? もも農家3年目の人がももを選択した理由。
- 【4-3】ナス 産地へ。
- 【4-4】セルリー(セロリ)とメロン 産地へ。
【1】農家に転職!? ちょっと待って!
転職活動はノーリスク、転職のはリスクがあります。
まずは農家さんのお話を聞いてみよう!
岡山県が新規就農者の対象に開催している現役の農家さんを周るツアー「就農オリエンテーション」に参加してきました。その後に続く、農業体験研修の参加するための条件になっています。
農家というビジネスをする上で、農家さんの暮らしや働き方を知らずに、農家になりたいなんて、将来不安すぎる(;゚Д゚)と考えるわたしは絶対参加の一択です。
▼前編
今回はツアーの内容について記してみようと思います。
こんなことがわかるよ!
・農家さんの暮らしを少し知ることができる
また、農家と一括りに言っても、野菜や果樹など作物によって働き方が変わります。
わたしが面白いと感じることについて記載していきます。
【2】\集合/
朝9:30分に倉敷の県民局に集合です。駐車場はあるので、車で行っても問題ないです。
ツアーはバスツアーになっており、小型のマイクロバズで回ります。
参加者12組、バスで回ったのは11組。自家乗用車で直接現地に来られた方もいました。小さいお子様連れもいましたが、ツアー参加は柔軟に対応してくれて印象です!
【3】ぶどう、もも、なす、セルリー(セロリ)、メロンを巡る。
ぶどうが2件、あとは各1件ずつ周りました。
終ったのは16時半ぐらいです。1日がかりなので、ちょっと参加してみようという気軽さではないなと思いました。
参加費は無料ですが、昼食代として一人800円かかります。自分でお弁当を持っていけば昼食代はかからないです。
【4-1-1】ぶどう 岡山の特産品 ぶどう の産地を巡る。
岡山県の特産品といえばぶどう! シャインマスカット、ピオーネ、アレキサンドリアなど高級フルーツとしてデパートやギフトとして店頭に並んでいます。
ツアー参加者はぶどうを検討されている方も多く、倉敷市と総社市の2つのエリアを巡りました。
まず、倉敷市玉島エリア。ほ場(農場)に到着するとビニールハウスや農業用倉庫がありました。1件の農家さんが話してくれくのかと思いきや、4件ほどの農家さんが集まってくれていました。
この雰囲気が「地域で新規就農者を受け入れて、協力するという体制ができている」ということかと感じました。
【ポイント①】部会って何?(わたしもまだ理解しきれていない。)
新規就農者のわたしには聞きなれない言葉「部会」。部会って何ぞや?
わたしもきちんと理解できていませんが、エリアと作物ごとに部会というものがあるようです。○○エリアのぶどう部会、もも部会、みたいな。
この部会という単位で協力しながら出荷しているといった感じ。
各部会が作物の出荷量や品質を高め、高値で市場と取引できるように努力しています。出荷量を増やすことで市場の競争力も生まれ、ブランド化し、市場でたくさん引き取ってもらいます。
なので、作物の作り方を決めている部会もあるみたいです。同じ品質を確保するためです。
部会に入ると、部会が持っている出荷ルートから出荷するので、出荷ルートを考える必要がありません。梱包や選別の設備を共有しているところもあるそうです。
つまり、作物を収穫して、コンテナごと部会の出荷倉庫に持って行き、あとは宜しく! みたいな感じにできる部会もあるみたいです。それだと農家さんはラク! ということ。
また、部会で新規就農者へのお世話を協力しているようです。常に、ひと不足、後継者不足の農業業界。部会の力が弱まれば、市場での競争力が落ちてしまいます。
常に安定した出荷をするために、担い手が必要。
そのため、新規就農者を積極的に受け入れて育てようという姿勢があります。
もしかしたら部会によって雰囲気が違うかもしれないです。
今回のツアーではそういった新規就農者に来てもらいたい産地の部会が中心にお話をしてくれているので、新規就農者ウェルカムといった温かい雰囲気でした。
最初のぶどうの部会はハウスの中でお話を聞き、質問タイムがありました。
その生産地での特色や作業についてお話を聞きます。もともと親の代から農地を引継いでいる方もいれば、新規就農の研修を経て3年目の人もいました。新規就農者の方は県外から移住してきたということです。
【ポイント②】農家を始めるための費用。
これは岡山県の新規就農のガイドブックにも載っていますが、就農して収穫するまで収入が無いため、生活費の確保と作物を作るための設備の初期投資費用が必要になります。だいたい目安が500万円ほどと明記されています。
県外から移住した農家さん(おそらく30代後半~40代)は金額までは言われていませんが、資金の準備をして、空いている時間はアルバイトをしていたとのことです。 すごい(;゚Д゚)
【4-1-2】ぶどう 農業としてのぶどうとは?
ぶどうは木を植えて、収穫するまでに5年かかるみたいです。
その間は無収入。なのに、農家としての仕事はある……。恐ろしい現状です。
そうまでして、農家をやりたいのかということですね。
【ひと休み①】わたしの幼少期・おばぁちゃんのぶどう畑で遊んだ記憶。
小さい頃、幼稚園ぐらい。母に連れられて、よく祖父母のぶどう畑に行っていました。
ハウスのぶどう畑で大人たちが作業している傍ら、遊んでいました。
ぶどうのハウスの中は温度と水の管理をされているので、むしむしとしたサウナみたいな状態です。作業はジメジメとした中で作業をします。そんな記憶があります。
また、ぶどう棚の高さが170㎝ぐらいかな? 実は150㎝ぐらいに付いている? 中腰での作業が多く、腕をあげる作業なので、祖父母はいつも腰痛と肩こりをうったえていました。
旦那さんも背が高く、天井が低い建物が嫌いなタイプなので、ぶどうの中腰は気になったようです。
【4-1-3】ぶどう どこのグループにもいる「ドン」
学生の頃は友人グループの中に、会社員になってからは先輩や同僚の中に「この人は! 」という周りから一目置かれる存在、みんなから愛されるオーラの人、なんかわからないけどカリスマ性がある人はいるものです。
今回の農家さんの中に、どう見ても「ドンだ(;゚Д゚)」と感じる人がいました!!
他の農家さんからも一目置かれているようで、すごい豪農といった印象です。
どうやら稼ぎも相当な感じらしく、夢のある農家の見本のような人でした。
確かに、その人についていけばすごいぶどう農家になれそうなオーラでした。
【ひと休み②】ランチタイム♪
JAの会議室を借りて昼食をいただきます。全員が昼食はお弁当を購入していました。
▼一人800円
お弁当はとても美味しかったのですが、時間が押していることもあり、急いで食べました。ここ最近体調がすぐれない中、急に胃に物を入れたので、その後激しい腹痛に襲われました(――;)
【4-2-1】もも もも農家へ
総社市でももを検討されている方もいました。総社市は岡山県でも唯一、人口が増えているエリアです。子育て支援が充実しているためだと思います。古くからの街もありますが、綺麗な新しい住宅街も多く人気があります。
もも部会、こちらは2件の農家さんと研修1年目の人がお話をしてくれました。
研修1年目の人(アラフォー)は県外からの移住者でした! 県外組多いな。
また、この部会は平均年齢が30代と若い世代で珍しい部会みたいです。
メインでお話してくれた人も移住者。夫婦で来たそうです。
夫婦でされているところや、移住者というところに共感が持てます。一応、我が家も旦那さんは移住者。
【4-2-2】もも ももorぶどう? もも農家3年目の人がももを選択した理由。
理由は自分の思う農家のイメージに近かったからとのこと。
ももは外で栽培し、青空の下で作業します。ぶどうはハウス栽培。青空の下で栽培するイメージだったとのことです。
農家さんが言うに、イメージは大切。農家は始めると、ある程度初期費用がかかるため、嫌になったからといってすぐにやめられない。自分が思い描く生活スタイルやイメージとマッチするかはとても重要とのことです。
ちなみに、この地域の部会の体制はぶどうとは違いました。
先ほど見た、ぶどうは研修制度2年を利用したら、すぐに新規就農者になります。ぶどうは木を植えてから5年後なので、すぐに収入にはなりませんが農家にはなれます。
もも部会は研修制度2年に入る前にマッチング制度が準備されており、月1~2回程度でももの栽培をお手伝いします。これは現在の仕事をしながらお手伝いをするといったことを想定しています。このマッチングが2年~3年ぐらい。
お手伝いして、それでも農業したいと思ったら、研修制度2年に入ります。なので、もも農家になるには4年~5年かかることになります。
時間をかけている分、農家になったときに「こんなはずでは」というミスマッチの状況を防ぐことができます。
部会によって、研修や就農者への育成も違うみたいです。
ちなみに、わたしたち夫婦は外での作業が好きなので、青空の下で作業ができるのはとても気持ちが良いと思いました。見学したときの天気にもよるかも。少し曇っていたので、暑すぎず、隙間から晴れ間がのぞいていました。
ただ、ただですね……お昼を急激に食べた反動の腹痛が今まさに直撃しており、とても良いお話で、気持ち良い場所だったのですが、お腹はそれどころではありませんでした。(笑)
【4-3】ナス 産地へ。
果樹から野菜へ。
野菜はハウス野菜と露地野菜があります。お話を聞いたところ、ハウスの野菜は長期で収穫可能なようで、ナスは8月に植えて9月~6月まで収穫できるみたいです。1年間で10カ月も収穫できるのはすごい。
ナスのお話をしてくれたのは、物腰柔らかいベテラン農家さんでした。
農業の普及やナス栽培、野菜栽培をする人を増やしたいという想いが伝わり、こんな農家さんになりたい! と思わせる人柄でした(*^▽^*)
【4-4】セルリー(セロリ)とメロン 産地へ。
こちらの農家さんは代々農家さんのようです。新規就農者さんが1人おられましたが、定年退職後に農家に転身されたようです。
こちらの農家さんはセルリーを栽培し、収穫後、メロンを栽培しているようです。
2品目をメインで栽培しているようです。
ツアーのときはセルリーの収穫後でハウスの中にメロンが実っていました。
ハウスの温度は38度ほどあり、中にいるだけで汗が出てきます。
すっごく長くなってしまったので、感想は別日にアップしようと思います。
(まだ、書くんかい!(笑)スミマセン、書きます。)
本日も長文を最後までお読みいただきありがとうございます。
スターを付けてくださる方、ほんと、いつも励みになります。ありがとうございます。