前回までの流れ。
中古設備の活用を含めて、就農のチャンスを探っていました。
- 1.20アール・バラ農園のビニールハウスが中古で譲渡情報が出た話。
- 2.中古設備の情報を入手しても問題点ばかり。
- 3.わたし達夫婦では力不足。
- 3.頼みの綱は地域と師匠農家や兄弟子たち。情報が閉鎖的すぎる農業の世界。
1.20アール・バラ農園のビニールハウスが中古で譲渡情報が出た話。
たまたま兄弟子農家さんにアドバイスを貰っている最中に社会人就農研修のスタッフから電話が。
なんと「バラの生産者さんが辞めるということでハウスを譲りたい」という情報があるとのこと。
この情報には心が湧きました! 思ってもいなかったラッキーな情報(゚д゚)!
もしかしてとんとん拍子に話を進められちゃう?!
すぐにハウスの見学に行きました。
バラの水耕栽培をやっている農家さんが年齢のこともあり辞めるそうです。
しかし、見学に行ったはいいものの……
2.中古設備の情報を入手しても問題点ばかり。
問題点① スイートピーの生産者として補助金を使うとなると、そのバラのハウスがある場所では対象外になる。
問題点② 自宅から1時間ぐらいの場所。
30分の通い農業ですら師匠から続けるのを心配されているのに……
いろいろと問題点があります。
だったらハウスの骨組みだけ譲ってもらうのはどうだろうか??
しかし、土地が決まっていないからどのくらいのハウスが必要なのか大きさがわからない。
しかも、解体できたとして、その資材を保管する場所は?
課題がてんこ盛り。
いっそのこと、ひとまずバラで就農しちゃう? いやいや、知識も経験もない。
3.わたし達夫婦では力不足。
バラの生産者さんは親身に相談に乗ってくれましたが、具体的な金額などの話にはなりません。
というか、金額の話ができないぐらい未熟だと判断されたのだと思います。
やはり農地の場所が決まらなければ話が進みません。土地と中古設備はセットで考える必要があります。
結局、頼みの綱となるのは師匠だけです。
3.頼みの綱は地域と師匠農家や兄弟子たち。情報が閉鎖的すぎる農業の世界。
いろいろな人の就農体験談を聞いたり、読んだりしますが、結局は就農したい場所で師匠や先輩農家から情報を貰いながら就農していくというのが多いようです。
農地+師匠・先輩農家+そこに住む=就農の一番の近道。
住む場所と就農場所が違う場合は地域に顔を売らないと情報が集まらない。通えたらそれで問題ないと思います。
しかし、既に農地を持っている場合は別として、技術はこの人から教わりたい、だけど就農する場所はこの場所がいい、そういった要望はよくありそうですが、これが簡単そうで難しい。
出来ないわけではないが農地の情報や中古設備の情報が集まらない。
給料が出なくても師匠農家に通うのは情報が欲しいから。そんな下心もあって農園へ通っていたというのが本音です。
あわよくば土地や設備の情報がもらえらたなという気持ちでした。
長くなるので今日はここまで。
そのあと今期のパートへ行かないという方向へ向かってしまったのです。
本日もお読みいただきありがとうございました。