何となく夫婦で農園というイメージができてきました。
1.スケールメリットがものをいう!
農業で生活するだけの稼ぎを作るとなると作付け面積が大きくないとダメということがだんだん見えてきました。
おそらく一般的な話では大きな作付け面積が必要なわけであって、小さな作付け面積で上手にやっている人もいると思います。が、なかなかそういった人と会わない。
ビニールハウスで大きな作付けとなると設備費がかかる。
そうなると初期費用を抑えるためには補助金の活用が考えられます。
もともと補助金を使うつもりはありませんでした。
ですが、大きな土地で作るとなると補助金が大きな助けになります。
2.一人で独立→夫婦で農業?
補助金を利用して新規就農?
そもそもわたし一人で小さく始めるという構想で農業の世界に飛び込みましたが、気付いたら旦那さんの経営方針で考えていました。
それは「スケールメリットを活かして人を雇って経営する。」
旦那さんはそれくらいしないと資金を投資する意味が無いといった感じ。わからなくはない。
まぁ、農家は家族チームでするという考えもあります。完全に1人でやりくりするのは難しい。わたしの当初の構想では旦那さんは休みの日ぐらいは手伝うぐらいのイメージ。
実際、農業をやってみて実感するのですが、男手はかなり重要です。
そして、気付かないうちに旦那さんの経営方針で動いているわけです。
旦那さんに聞きました。
「仕事を辞める覚悟あるの?」
あるのか無いのか、よくわからない回答。
3.旦那さんはあくまで出来たらいいなぁ程度に考えている。
話の上では将来はあたかもサラリーマンを辞めて農業している。みたいな話ぶり。
旦那さん自身も農業で食べて行けたらいいとは感じているのだと思いますが、収入は下げたくないという思いが強い。どちらかというと収入を下げないことの方が大事なのだと思います。
それが、さらに話をややこしくしている。
そして、農的暮らしというよりは農業への投資を株や不動産の投資と同じように考えている?……ように感じます。
ちょっと……「やりたいと言ったのは自分ではない。」という逃げ道を作っているように感じます。農業は不動産投資と違い、かなり自分の労働力と時間が必要です。
そこはわかっていると言いいますが本当にわかっているのか……(´-ω-`)
旦那さんの経営方針で動くとなると、本人に動いてもらわなくては困ります。もし、「できたらいいなぁ」レベルの考えなら、できないと感じるので、それならば小さく始めたいです。
4.夫婦で農業の結果はひとまず成り立たなかった。
大きな面積でするとなると設備費が大きくなるから補助金があった方がいいだろう。
しかし、補助金を使うとなると条件がある。また新規設備を購入となると減価償却費が大きくて所得が残らない。結局、夫婦2人が食べていけたものではない。
もし、小さく初めてうまく行けば拡大。そういった計画だと成り立つかもしれないが、時間がかかる。
その戦略ではせっかくもらえたはずの補助金はもらえない。
時間がかかっても、いつかは食べていけるぐらいの収入になるならそれでもいいのかもしれませんが、そこは欲張りなので少しでも早く自由になりたい。
つまり、宙ぶらりん。
農業振興課の普及センターとは一旦「難しそうだね。」ということで話がストップ。
師匠とは来季のスイートピー農園のパートに行かせてもらうという話になりました。
わたしがもう辞める! と言えばそれでおしまいになるかもしれません。
自分でもこの先がどこへ続くのかわかりません。
本日もお読みいただきありがとうございました。