【1】シロアリ被害って縁遠い存在。
初めての不動産購入でシロアリの被害があるかどうかを確認しなければいけないということは知識としてはありました。
しかし、実家や自宅が木造住宅でシロアリ被害の経験がない限り、シロアリは縁遠い存在だと思います。
元職場が建築業界といえどシロアリ被害など見たことがありません。
また、マンションなどの場合もシロアリ被害って縁遠い話なのではないかと思います。
購入前、気にしてはいたものの実際はシロアリの被害の有無を不動産屋に聞くぐらいしか手立てがありませんでした。
それでも聞かないよりはマシだと思うのですが、自己判断できれば短期決戦の物件買付で後悔しない買い物にぐっと近づいたと思います。
【2】シロアリのチェックポイント
・蟻道の有無を確認。(特にトイレ、風呂場、キッチンなど水回り)
▼蟻道。泥というか土の塊のような線ができます。手で触るとぽろぽろと崩れます。
柱が見えていれば床から25㎝ぐらい上がった区間に虫食いのような跡、乾いた泥の汚れのような形で見えていることがあります。
トイレ・風呂場などの水回り、和室など木材が見えている部分が多い部屋で確認しやすいです。シロアリは湿気を好みます。
・床のたわみ、床鳴りの確認。床がふわふわしていたらシロアリを疑ってみる。
床がふわふわしている場合、床鳴りがひどい場合などもシロアリ被害の可能性があります。
ただし、床のふわふわは経年劣化による合板の傷みのケースもあるので、床下にもぐって確認するしかシロアリ被害かどうかの確認はできないです。
懸念材料になるので大工さんに相談してみた方がいいです。
▼1号物件は床がふわふわしていた場所は数か所あり、1箇所はシロアリ被害でした。
旦那さんが補強しました。大工さんに確認してもらって、施工方法を教えてもらい自分たちで補強しました。個人的な感想ですが、結構いい感じにできたのではないかと思います。
・玄関タイル、風呂場などシロアリの薬剤散布の跡(小さな穴跡)があれば過去にシロアリの薬剤散布をしていた。
これは前の所有者さんがきちんとメンテナンスをしてくれていたという証拠になります。また、シロアリ被害を受けた物件の可能性あります。予防の薬剤散布で被害を受けていなければいいのですが。
一度シロアリ被害を受けたとなれば、再度被害を受ける可能性がります。シロアリが好む環境の可能性が高いです。
シロアリの薬剤散布が5年以上前であれば、シロアリが再び来ていないかしっかりチェックする必要があります。
・近隣の住宅に床下換気扇が付いていないかどうか確認。
物件のご近所さんが床下換気扇を付けていないか、換気口などから確認できればしてみることをお勧めします。不審者にならない程度に見てみるといいと思います。ご近所さんと話す機会があれば聞いてみるのもアリです。
もし、ご近所さんでシロアリ対策をしていれば、その地域にはシロアリがいるということになり、例外なく被害を受ける可能性があるということになります。
と、ブログに書いておきながら、わたしの場合は不動産屋さんに近隣の家に床下換気扇がついていると聞いただけで、自分では確認できませんでした。近隣を歩いたときに換気口を見てみたのですが、どれが床下換気扇なのかちょっとわかりませんでした(^_^;)
【3】実際に確認した1号物件のシロアリ被害。
購入した1号物件のシロアリ被害が大きいということを知ることとなったのは畳替えのときでした。
▼シロアリは畳を食べるみたいです。
▼畳が入ると見えなくなる部分(巾木)が食われていました。
▼床の下地のコンパネまで上がってきています。
▼柱にも少し被害が出ています。放っておけば上まで食い尽くされるみたいです。
業者さんによると1号物件の被害は中程度とのこと。そこまでひどくはないと言われました。
確認できていませんがリビングの下や洗面所、風呂場下は活動中のシロアリがいたということで恐ろしかったです。
次の物件購入に向けて、1号物件で得た教訓を生かしていきたいと思います。
不動産投資をされる人のお役に立てれば幸いですが、素人の経験談なのでご参考程度に。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。