1.負の財産を子供に残さないで!
先日の日曜日に粗大ゴミを出荷してきました。
とは言っても
「祖父母宅にある物は全て捨てない!」by父
そう言われて早数ヶ月……
父が諦めて「捨てる」というのではないのかと期待し、のらりくらりと捨てれそうなものを集めては整理をしていました。
結局、その気配は全くない。こちらが折れ、全て農業用倉庫へ移す準備をしました。
この機会に捨てなければ、モノたちは埃をかぶって自ら塵に帰る準備をするだけ。
その片づけをするのは、わたし達、もしくはわたしたちの子ら。
家が広ければ、物はひっそりと息をひそめ溜まっていく。
なにごとも循環させていかねばならないのだと思います。そして、負の財産にしないこと。
最初は父に対して怒りの気持ちがありましたが、今は世代感の違いなのだろうと思っています。そんなことを想うのです。
2.家に残っているのは……
捨て方がわからないもの達。
なんだこれ? なんでこんなものが? というモノに度々出会います。
例えばこんなモノ達。
漬物石。
市販に売られているもの。(普通の石なら庭に置いておけばいいのですが。)
とにかく重い。これ、何ゴミ?
燃えないゴミです。4、5個ある。まとめて捨てるには重いのでちょっとずつ捨てるしかありません。
同じようなもので火鉢があります。もちろん灰入り。これも大小合わせると10個はある。
中の灰は燃えるゴミ。側は陶器なので燃えないゴミ。こちらは大きいサイズは粗大ゴミ。
小さいサイズは燃えないゴミ。
地域のゴミステーションの分別看板
なんでこんなものが? 祖父母の物というよりは町内会のもの。
今更、町内会に返すわけにもいかず。
おそらくおじいちゃんが町内会の役員をしていたときに持ち帰ったものだと思います。
素材は鉄。市の環境管理課に確認すると、普通の粗大ゴミとして出してほしいとのこと。
今回、捨てました。
トイレの便器。
昔、男性用の便器が設置されていました。いつの間にか無くなっていました。
その便器が畑のうっそうと藤が茂った林? から出てきました(◎_◎;)
これ、不法投棄やん! と一瞬思いましたがまぎれもなく祖父母宅のもの(笑)
これはさすがに捨てられない。産廃処理業者にお願いして引き取ってもらうしかありません。こんなものまで「いつか使うかも」ということで残していたのだと思います。
結局、捨てにくい、捨て方がわからない、そんなものが残っている。
トイレの便器なんて、一瞬何かに使えそう! と思っても最後自分で捨てることを考えると大変。
おそらく交換のタイミングで業者に引き取ってもらうと思うのですが……業者は捨てる費用込みでお金を請求しているはず。
あとで捨てる場合、費用が追加でかかることになります。
まさに負の遺産。
3.強行突破で物の移動。
父は言うだけで、自分で物を動かしたり整理したりはしない。
「もう、動かすよ。」
伝えてもなかなか動かす準備をしません。
なので、庭に出して置いておくという強行突破。
父にとっても吹きさらしには置きたくないようで、そそくさと農業用倉庫の通路を確保し始めました。そして、物を運び入れます。
今回はサンルームと応接室の一部を持っていきました。
▼サンルーム 物が無くなっています!(場所を移動させただけなのですが。)
▼応接室の本棚。


(たぶん絶対読まない)本を取り出して。ダンボールに詰めて。本棚を動かして。本を詰め直します。
父は読むと言いますが、普段から本を読んでいる姿は見たことがありません。
父のために本をダンボールに詰め、本棚を掃除して、農業用倉庫に持ち込み、また本を詰める。本当に馬鹿らしいと思います。
やりたくないけれど、しない限り片付きません。
やってみないと父も気持ちの整理ができないのでしょう。
父にこんまりさんの本を勧めて、図書館で借りてきてあげたことがあります。
結局、リビングの一角に置かれたままでしたが。
素晴らしい片付け収納本も片付ける必要性を感じていない人の心には届きません。
本日もお読みいただきありがとうございました。
</ins>