設計事務所は5軒ほど回りました。
そこで感じたことをまとめておこうと思います。。
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1.設計事務所は割高かもしれないが予算内に建てることも可能。
最初、設計事務所のイメージは「値段が高そう」でした。
確かに、設計料がハウスメーカーや工務店とは別でかかってくる分、割高だと思います。
だいたいどこの設計事務所も建物金額の10%~15%でした。
じゃあ、ハウスメーカーで建てる新築と同じ大きさ、仕様の建物を建てると金額は設計事務所の方が高くなるわけです。
==そもそも設計事務所の仕組みって?==
設計事務所はハウスメーカーと違い設計(と現場管理)のみで施工は別に工務店がします。
これは設計事務所によっても違うかもしれませんが相談した設計事務所は施工に関しては工務店と直契約するみたいです。
なので、工事見積をA社、B社、C社と比べて、一番良いC社にするということが可能です。工務店への見積もり依頼は設計事務者側でやってくれます。
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新築を同じ条件で建てると設計事務所の方が高いかもしれません
ですが、設計事務所はハウスメーカーように一定の使用条件が無いから、必要のないオプションをガンガン削れる。
そして設計事務所は空間や素材の使い方が上手い。優先順位を付けながら予算内で提案してくれます。
むしろ、こだわりたいけど予算が少ないという人が相談できるというね。
2.事務所の安定性は重要。
具体的に話を進めていくと気になるのが会社の信頼性。
ハウスメーカーはアフターメンテナンスや会社としての信頼性もあります。
設計事務所になると数人のスタッフと運営していたり、夫婦や1人で運営している人が多いです。
先日、11月に敷地を見に来てもらった設計事務所の人(一人社長)はプランを提案してもらえるのかと思っていましたが連絡が無く、結局こちらから連絡しました。
お返事は来ましたが、連絡が3日ほどなかったので、もしこれが工事中に連絡が取れなくなったり、一部入金後に費用を持ち逃げされたりと考えると、ぞっとします。
やはり大手ハウスメーカーの信頼性には劣るのかなと思いました。
3.個人事業主、仕事を選ぶことができる。
よく縁という言葉を使いますが、設計事務所を周ると実感します。
先ほど書いたように連絡が遅い場合、忙しくて対応できない、雑な扱いになる、そうすると素晴らしい設計士でも印象は悪くなります。
たまたま一つの仕事がひと段落して対応してもらえた場合、「縁がある」と感じることになります。
そして、個人で働くということは仕事を選べます。
(もちろん選べない苦労もあるのでしょうが)
忙しくなり過ぎないように調節したり、よりキャッシュが潤沢な客と取引したり。その方が設計士として良い作品を残せます。
ある設計士さんにわたしたち夫婦は門前払いにされたのかもしれません。とても高い値段を言われました。次回に繋がりませんでしたしね。繋げたくなかったのかもしれませんね。
そういった意味で次回に繋がる設計事務所と縁があるということになります。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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